その他

突然の動悸と息切れ…パニック障害の漢方症例

Before

20代 女性 薬剤師

大学を卒業後、ドラックストアに勤務。元々体は丈夫な方ではなかったが、何とか日々の業務をこなすことはできていた。ただし、長時間の立ち仕事や力仕事もある業務に疲労を感じていた。

ある日の勤務中、前触れもなく動悸と息切れ(過呼吸)を感じ座り込む。症状は20~30分で治まった。

その後はいつも通りの体調であったが、1ヶ月ほど後にまた同じように動悸と息切れを感じる。今度は電車に乗っている最中であった為、途中下車。以後、電車に乗ることに不安を感じるようになった。

初めて症状を感じてから2ヶ月ほどして、テレビで「パニック障害」の解説を目にし、自分にも当てはまることが多いと感じ精神科を受診。予想通り、パニック障害の診断がついた。

抗不安薬による治療をすすめられたが、お薬を飲み続けることに抵抗を感じ、他の治療法を検討中に親戚より漢方薬の服用をすすめられた。(ご親戚の方は元々当店のお客様)

現在はパニック症状以外に常に感じる不安感や緊張、不眠(夜中に何度も目が覚める)、めまい、吐き気、喉の詰まり感、便秘と下痢を繰り返す、生理前の不調(PMS)なども気になるとのこと。

before

After

相談の結果、自律神経の乱れからくる症状を調整する漢方薬などをご提案。日常の養生として、適度な汗をかくこと、カフェインを控えることをオススメしました。

2週間後…
まだあまり大きな変化を感じない。この間に2回ほど発作を感じる。→お薬を再検討しご提案。

1ヶ月後…
初めのお薬よりも体に合う気がする。以前感じていた不安感が和らいでいる。発作の症状も治まっている。電車は今も乗れない。

2ヶ月後…
以前に感じていた不調は三分の一程度に軽減。仕事も続けることができている。

現在3カ月目に入りお薬を継続中。

(有)いわい薬局の先生の声

after

先生から一言

初めてのご来店時にはとても緊張をされたご様子でしたが、段々と笑顔も見られるようになりホッといたしました。

ただし、現在も電車に乗る際の“予期不安”は残っています。

今後は徐々にお薬を減らしながらお薬を続けてもらい、更に回復に向かうようサポートさせていただければと思っています。

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住所:埼玉県さいたま市中央区上落合4-8-2

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