その他

糖尿病で血糖値が定まらず、漢方で血糖をコントロール

Before

70代 男性

震災後、避難生活の支援活動に奔走し、気がついたら血糖値が高くなっていました。その後、低血糖で体調を崩し、起きていられません。

インスリン注射を3回使用していますが、最近低血糖が心配になり、漢方で血糖値が安定出来ないかと漢方相談。

before

After

中医学(中国医学)では、糖尿病の原因を、その症状によって、予防、治療法を考えます。
中医学による病因、病機のタイプは次のとおりです。

「痰濁(たんだく)」
体内に溜まった水分や脂質を言います。
「瘀血(けつお)」
血液に糖質、血脂でドロドロ状態を言います。
「気虚(ききょ)」
血液中の糖分をエネルギーとして利用できない状態。
「燥熱陰虚(そうねついんきょ)」
喉の渇き、頻尿、お腹が空きやすいなどが有ります。
 
☆体質 タイプ的には、
気虚、血瘀が有り、忙しく動きすぎるので、燥熱陰虚も有り、なかなか血糖が安定しない様です。

糖尿の治療目標として、空腹時の血糖値を110未満、合併症を防ぐ為血液をサラサラにする養生。消化器の働きを高める、体の陰を補う補陰薬、補腎薬で燥熱陰虚を改善する提案をしました。大変でしたが、ご本人に出来る限り努力して頂き、血液、血管病を防ぎ、合併症を防ぐ漢方薬を服用して頂きました。
再来され 血糖も安定してきたので、次の段階として生活習慣の見直し、血糖を安定させる食養生などをお話しました。

川那辺薬品の先生の声

after

先生から一言

糖尿病の人は、食べすぎなどから体内に熱が発生し、体に必要な水分や栄養分を消耗してしまいます。

虚弱体質や慢性病の傾向の方は、より消耗しやすいので、日頃の養生が重要です。
加齢で体の機能が低下して、糖の代謝が悪くなる事も影響しますので、
糖尿病とかかわりの深い 肺、脾、腎のバランスを整える食養生が重要です。

TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1

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